starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そうして玄馬は帰っていった。

「何のお話かしらね」
「あの…」
「理桜ちゃん?大丈夫。お母さんもパパも一緒に聞くわね。おめでとう」

そうして笑っていた。その日の夜、父が帰ってきた時に玄馬が来たことを告げた。

「そうか、どんな話になるかね」
「フフ…まぁ実際に話して見ましょうよ。」
「そうだな。」

そうしていろいろと話をしながらも次の日の誕生日を準備していった。
次の日の理桜の誕生日には家族で過ごすように玄馬は来る事はなかった。

それから数日が経ったある日、毎年恒例の夫婦旅行の日がやってきた。今年は那玖留も友達とのパジャマパーティーに誘われていた。
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