starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そう返事を聞いた理桜は頭を下げて職員室を後にしようとした時、玄馬とぶつかりそうになった。

「あ、ごめんなさい。」
「こっちこそ、悪い…」

そう短い会話を交わした後に何もなかったように入る玄馬と出てその場を離れる理桜。そのまま教室に向かうと何もないようにいつも通りに教室に入ると、いつも通りの1日を過ごしていた。
時間も過ぎ、ボーッとする時間も多かった中、理桜の1日が終わり帰りの帰路に就く。那玖留は部活に出てから帰るため帰りは別々なのだ。家に着くと両親が待っていたかの様に早々と呼ばれた。

「理桜…ちょっといいかい?」
「何?パパ。」
「大事な話がある。」
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