starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「あの…玄馬………」
「何?」
「…ありがと…」
「何が?」
「ううん、何でもない」

そうして箸で食べた2人。玄馬の気遣いでおいしく朝食を食べることが出来た理桜。

「ところで理桜?」
「何?」
「理桜に会わせたい人が居る。」
「え?誰?」
「約束の時間は…もう時期だな。あと30分後が待ち合わせだ。」
「待ち合わせって…」

そんな時だ。青山がやってきた。玄馬に耳打ちした。

「そうか…解った。支度出来次第いく。」
「かしこまりました。」

そうしてその場を離れた青山。食べ終わって少ししていた玄馬は青山の伝言を受けて直ぐに支度を促した。
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