starlight kiss～俺様御曹司と泣き虫姫君～

「玄馬、全くお前は…」
「私慣れていますので大丈夫です。」
「全く…簾音も玄馬に甘いんだから。」
「玄馬？この人って…誰？」
「おや。玄馬様がその様に呼ばせるなどとは珍しい事ですね。」
「だからうるさい。簾」
「玄馬…？」
「この人は簾音。少し前まで青山と一緒に俺に着いていてくれた人だ。」
「執事さん２人も居たの？」
「執事見習いだ。」
「失礼な。聞き捨てなりませんね。」
「簾？」
「はい？」
「黙ってろ」

その相変わらずなやりとりに青山はクスクス笑い両親は溜息を着いていた。

「理桜ちゃん、この人はさっき玄馬が言った通り。そしてあなたに着いて貰うかも知れない人。」