starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
それをみた理桜の両親は笑いながら玄馬の両親に頭を下げた。

「家の理桜をお願いいたします。」
「こちらこそ。家の玄馬もまだまだ子供ですのでお手数おかけしますがよろしくお願いいたします。」
「でも何か変な感じだな。城崎とこんな関係になるなんて」
「だな。姫とかぁ…嫌だな」
「嫌とか言うなよ。」

くすくす笑い合いながら当時の級友は2人して笑い合っていたのだった。そんな時だ。玄馬の父は執事達を呼んだ。

「紹介する。理桜ちゃんは知ってるよね。聞いているかも知れないが念のため。青山、玄馬の専属の執事。簾音、理桜ちゃんの専属に就いて貰う事になる。共々よろしく」

そう伝えると2人は理桜の両親に頭を下げた。
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