starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
初めての喧嘩
それから夏休みも明けて色んな行事も終わっていった。そして玄馬や理桜のそれぞれの家への出入りもかなりの回数を増してきたそんなある日。いつもと同じように玄馬の家に来た理桜。所作等を教えて貰いながらも家庭教師のように玄馬達に勉強を見て貰っていた。そんな時に理桜は無謀にもサーチを始めた。
「ねぇ玄馬?」
「何?」
「玄馬今欲しい物ってなんかある?」
「別に?」
「別にって…何か無い?ほら…たとえば…」
「理桜?」
「何?何かあった?」
「問題、進んでねぇし」
その玄馬のひと言でぶぅっと両頬を膨らませ唇を尖らせた。
「何て顔してんだ。」
「だって…」
「ねぇ玄馬?」
「何?」
「玄馬今欲しい物ってなんかある?」
「別に?」
「別にって…何か無い?ほら…たとえば…」
「理桜?」
「何?何かあった?」
「問題、進んでねぇし」
その玄馬のひと言でぶぅっと両頬を膨らませ唇を尖らせた。
「何て顔してんだ。」
「だって…」