starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「玄馬のバカ…」

しかしリビングの方が騒がしくなってきた。そうしていると部屋をノックして開く音がした。

「ママ?どうかし……」
「何してんの?」
「…ッ////なんで…」
「じゃぁ玄馬君、ごゆっくり…!」
「ありがとうございます」

そうして戸は母によってパタンと閉められたのだった。

「…なんで」
「…文句ある?クリスマスくらい好きな奴と過ごしたいとか思うだろ。」
「だって昨日の女の人と過ごすんでしょ?だから私と過ごせなくてって」
「だから何でそうなる訳?昨日だって逃げるし」
「そんなの…仲良さそうに歩いて…すごい笑ってたし…それに…」
「それに?」
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