starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
携帯を握りしめたままどうにもならないままきゅっと俯いて居た。

「携帯、返して?」
「あの…!!ごめんなさい…私…」
「解ってもらえたならよかった。ちゃんと話してなかった俺も悪い。」
「…私……クリスマスプレゼント…用意できてなくて…」
「今から貰う。」

そう言うと半ば強引の様にも取れるように唇を重ねた玄馬。

何度となく離れては重ね合い舌を絡め取る。そのまま抱き寄せたまま今までの分まで埋める様に何度も何度も息着く間も無いくらいに回数を重ねていた。
ふっと離れた時、玄馬と理桜を銀糸が繋いでいた。トロンとした目線を合わせる2人。
< 177 / 246 >

この作品をシェア

pagetop