starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「はい。理桜?」
「はい…////」
「こちら、僕の大切なフィアンセです。」
「お名前は?」
「…あ、姫野理桜と言います」
「姫野…聞いたこと無いわね…どちらの名家の方かしら?」
「いえ…名家って」
「僕と同じ学校の同級生です。どこという名家のお嬢様ではございませんがいつも寄り添ってくれる、最高の女性です。」

そう説明した玄馬。その目は自信に満ちた様な、明るくまっすぐ見つめていた。その言葉を聞いた理桜は少し嬉しそうに俯きながらも玄馬同様にまっすぐに相手の方を見つめていた。それから少ししてパーティー半ばで玄馬の挨拶を促されていた。理桜を連れて舞台に上がった。
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