starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「久しぶりだな、とは言えこの間あったが…」
「そうだな。ま、とりあえず座れよ。姫」
「姫って…相変わらずだな…変わらない。」
「今息子が来るから。それより次男の悠馬なんだが先に用事が入ってるからって言って居ないが…すまない。」
「それは家こそ。那玖留が部活だと言ってこれなくて。」
「お互い様か。」

言葉少なに会話を済ませるとそれぞれ席に着いた。少しして扉の外から話し声が聞こえながら入って来る人がいた。そう、その人物こそ理桜が苦手としている玄馬その人だった。

「玄馬、遅いぞ?」
「済みません。お待たせして…」

そういい席に着いた玄馬はふと目を合わせた。
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