starlight kiss～俺様御曹司と泣き虫姫君～

「仮に私が困らないとしましょう、」
「…はい……」
「姫も困らない。」
「そうだね」
「でも玄馬様が困るとしたら？」
「…え？」
「ですから、私も、姫も困らないとしてもその先の玄馬様が周りより信頼を始め失っていくとなるとしたら…」
「困る…事になるんだ」
「はい、多少なりとも。メリハリと言いましょうか。それすら付かない甘い方となれば少なからずナメられます。」
「…へ？」
「それが後々に響くとなれば困ることにもなり得ます。それでも構わないといいましょうか？」
「それは…嫌だけど…」
「ならば簾音で結構でございます。玄馬様のためにも…」

そういい笑いかけた。