starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
「ごめんなさい…」

そう謝ると部屋に上がってしまった理桜。その日の夜に突然チャイムが鳴り来客が来た。

『理桜!?お客さんだよ?』
「……」
コンコン
「理桜?お客さん来てるよ…?」
「誰?」
「城崎君。待たせたら悪いわよ?せっかく来てくれたんだから」
「断って!」
「理桜……」
「お願いだから帰って貰って!」

そう言いながら母を帰した理桜。

『ごめんなさいね、なんだか理桜風邪気味みたいで…』
『そうでしたか、僕の方こそ急でしたし。』
『そっか、あの子携帯落として壊れちゃったって言ってたし』
『え?』
『でも気をつけて帰ってね?』
『はい。』
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