starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
そういい『ありがとう』というと期末の紙を見せた。

「41位か」
「ん…頑張りが足りなかったね…玄馬君は?成績落ちてない?」
「俺?」

スッと出された帯にはただ1つ…『1』の数字があった。

「理桜のおかげでいつも以上に念入りに復習できたんでな。」
「…この差はなんだろ…もぉ…」
「今までの仕方とかかな。大した差はないよ。」
「…ふぅ…」
「それで?何だったわけ?」
「え?」
「30位以内だった時のお願いって。」
「大したことじゃないしそれに30位には届かなかったし…」
「言うだけ言ってみたら?」
「…学校でも玄馬君って呼んで良い?」
「は?」
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