【完】喋れない可憐な華~番外編追加~
「分かった!じゃあ校門まで一緒に行こう!?」
私は静かに頷き翔達と一緒に教室を出た。
「あ、俺ちょっと寄りたいとこあるから先行っといてくれ」
「なになに!?千景どこいくの!?」
「いつも暇人のくせに…」
千景の一言に翔と蓮司はちょっとしたツッコミを入れた。
「べつにー!!っつーわけだから、また後でなぁ〜」
手をヒラヒラさせながら私たちとは反対方向へ歩き出した。