【完】喋れない可憐な華~番外編追加~
山川蓮司side
「百合。
俺はお前のことを前から信じてる。
だから俺のことを信じてくれ、頼ってくれ…」
それは悲痛に似た言葉だった。
百合…いや、愛華。
俺は愛華の事が好きなんだ。
いくら厚化粧して誤魔化そうとしても分かるんだよ。
「う、うん。」
愛華は複雑そうな顔をした。
そりゃ、傷つけたもん当たり前だよな。
ごめんな。愛華。
愛華。好きだ。
弱い俺を許してくれ…。
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