【完】喋れない可憐な華~番外編追加~
白雪斗愛side
利用しようとしてた…か。
その通りかもしれない。
愛華がいればあいつの呪縛から解き放たれると思っていた。
「斗愛…愛華は…?」
目の前からは翔太と旬、悠之介が歩いてきた。
旬と翔太の顔からは大量の血が流れていた。
これも俺の…せいだな…。
「愛華と郁人は姫王を抜けた。
ごめんな…俺のせいで」
「…は?なんでだよ、。
なんで愛華と郁人が!
意味分かんねぇよ」
「なんで?僕何かした?
アイ…」
「なんでだよ…」
翔太、旬、悠之介…全部俺のせいなんだ。
俺のせいで…。
「俺のせいだ…ごめんな。
なぁ、翔太俺の事を殴ってくれ」
誰か俺を罰してくれ…。