【完】喋れない可憐な華~番外編追加~

「どういう事だよ…
俺は愛華に、もっとそばにいて欲しかった。
姫王で笑って喧嘩して沢山の時間を過ごしたかった。

ダメなのか…?」


そんなに思っていてくれたんだ…。
アリガトウ。
本当に…。

私の瞳から大きな涙の粒が溢れた。

ーギュッ


「…!?」

気がつくと私は悠之介に抱きしめられていた。

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