【完】喋れない可憐な華~番外編追加~
はじめまして
五月蝿い…。
私は何か話し声が聞こえ目を開けた。
そっか、さっき私はあのまま寝ちゃったのか…。
「あ!あーちゃん!!!!」
可愛い顔をした男の子が私に抱きつく。
誰…?
他にも沢山の人がいる。
中にさっき私に優しくしてくれた男の人もいた。
「アイ、どうしたの??
何処か痛い?」
もう一人の可愛い顔をした男の子が私に問いかける。
私は首を振った。
誰なの…?
誰かわからない。
私はさっき私を落ち着かせてくれた男の人の服の袖をつかむ。
怖い。
この人たちは誰…?
私の目を嘲笑いに来たの?
それとも私の声を…?