生きる。
「ねー、みんなのクラスは何やるの?」
私たちは相変わらず資料室です。
「俺のクラスはお化け屋敷。」
颯がいるC組はお化け屋敷…
これは行けない。
「俺らホストなんだよね……」
嫌そうに爽が答えた。
爽と湊はがいるB組はホストか。
うーん、
純と哉斗と一緒に行っていいのかな?
「湊と爽がホストとかぴったりだな!」
そう言いギャハハハと笑う純。
「でも女嫌いな二人には過酷だな…」
哉斗が苦笑いで言う。
「しかも二人は人気だしね。
爽とか表向き優しいから余計に辛そう…」
私がそう言い、二人は落ち込む。
「E組は?」
「俺んちは駄菓子屋~!」
「うわ!楽!」
「楽なのにね、哉斗がワガママ言って
私たちほとんどなにもしないの。
準備もしないし、当日も一時間だけなの。」
「最高じゃん。」
「文化祭は回る方が楽しい。」
「私、こういうイベント初めてだから
すっごい楽しみ!!」