レンアイ関係の憂鬱
9☞ レンアイ関係の憂鬱。
もっとそーゆー顔させたくて、困らせたくて、ぎゅっとあたしから抱きしめた。
────ぬいぐるみとは全然違う。
もっともっと愛しく、大好きな気持ちが溢れ、かけがえの無い存在。
誰もいない体育館の裏、放課後。
実行委員の仕事を投げ出して。
「……ねぇ、レン。好き。……返事は?」
「……俺も好き」
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