明日へのヒカリ
やはりというか‥‥‥
流石というか‥‥‥
やっぱり美涼姉ちゃんは、子供の機嫌のとり方を知っている。
‥‥‥と、思う。
やはり、中学生の頃から、優太や聖矢兄ちゃんのお守りをしていたからだろうか?
そんなことを考えながらボールの中に入っている卵を、言われた通りにかき混ぜる。
「あ〜、由希ちゃん、それもういいよ〜」
「はーい」
そう言ってボールを置こうとした時、
「へっ!?」
私は、足元にいた小さなそれに気づいておらず、移動しようとして‥‥‥