明日へのヒカリ


「僕と由希姉ちゃん、“オアイコ”だから」


その言葉を聞いた私と美涼姉ちゃんは、フフフッと笑い、優太は頭に“?”を飛ばしていた。


美涼姉ちゃんはニコニコしながら、


「さぁ、優太も帰ってきたことだし、
ご飯にしよっか!」


そうすると陸斗くんは、「俺、手伝う!」と、優太に降ろしてもらい、美涼姉ちゃんの所へ走って行く。


それを見た海斗くんも、降ろしてっとせがみ陸斗くんの後へ続いた。


私はそれを、ほのぼのとした気持ちで眺めていると、すぐにご飯が運ばれてくる。


「あっ、私も手伝う!」


そう言って私も、陸斗くんや海斗くんに混ざって、一緒に昼食の手伝いをしたのだった。


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