明日へのヒカリ
偶然と必然
どんなに辛くても、必ず朝は来る。
月曜日の学校は憂鬱だった。
‥‥‥だって、隣には優太がいたのだから‥‥‥。
しかし、もう優太の心配はする必要はない。
今日、クラスで席替えがあり、私と優太の席はある程度離れたのだ。
隣の席は、礼央くん。
あの時以来話していなかったので、少し緊張したが、あっちが今までどおりに接してくれたので、変な空気にならずに済んだ。
ただ、優太と少し席が離れたからといって、そもそもの問題が解決するわけではない。