明日へのヒカリ


―――――………
―――……


軽く息が上がっている私。

ケータイを見ると、待ち合わせ時間を少し過ぎてしまっていた。


「うわっ、やっちゃった……」


そうこうしていると、待ち合わせ場所の近く。


あ、優太……。


優太は、腕時計をしきりに確認していた。


私は、「ごめんっ!」と言葉を発しようと思った時……。


私は気づいてしまった。


< 199 / 307 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop