明日へのヒカリ
すると優太は、「あぁ、まだ何も言ってなかったっけ?」と、のんきな声でそう言った。
そんな優太のに、「うん、まだ何も聞かされてないよ」というと、優太は「ごめんごめん」と笑いながら言った。
「今日は、水族館に行く予定な……」
「水族館!?」
優太の言葉を、無理矢理に遮って、大きな声でそう言った。
「え、本当に!?」
私が、目を輝かせながらそう言うと、優太は優しくニッコリと笑って頷いた。
「ほら、前に水族館に行きたいって言ってたじゃん」