明日へのヒカリ
記憶の断片
あれから、いろいろと話しながら
何も起こらず、学校案内が終了した。
私は、学校案内が終わったら職員室へ来るように、みっちー先生に言われていたので、優太とは別れて、職員室へ向かった。
そして、一日、優太に異変は無かったか、などと聞かれたが、
優太が女子にモテそうなことと私の学校生活が、ヘタしたら危うくなる(目をつけられて)っていうくらいで、
他は何もなかったので、特に何も、と答えると、すぐに帰らせてもらった。
そして今、朝になり登校してきて、教室で手を上げている私。
さて今、一体何をしているかというと‥‥‥
「じゃあ、図書委員は、間宮さんと三神くんに決まりね? それじゃあ次は体育委員ね? やりたい人、手を挙げてー」
‥‥‥というわけである。
要するに、委員会を決めているのだ。
まぁ、新学期は委員会、決めるよねー。
私は、図書委員の常連である。
図書委員の仕事。
それは、昼休みの貸出と、放課後、毎日交替制の図書室の見張り役。‥‥‥的なね?
まぁ、基本的に貸出とか返却はもちろんのこと、利用者の人数を調べたり、本の整理をしたり、ってなとこである。