明日へのヒカリ
こうなれば美咲は動かない。
私は、安心して部屋を出たのだった。
トイレに行った帰りに、私は優太の部屋へと寄った。
部屋には、優太しかいなくて、安定している機械の音だけが聞こえる。
私は、ベッドの脇にある椅子に座ると、優太を見つめながら私はあることを決めた。
絶対に今日、病院から出られるようにしてもらおう。
きっと私は、異常なんて何もないはずだ。
だから、ある程度の検査が終わったあと、すぐに帰らせてもらおう。