明日へのヒカリ


「ど、どどど‥‥‥どうかした!!?」


優太が慌てながら美咲に言う。


「‥‥‥あんたら、一体どういう関係なの?」


「「‥‥‥‥あ‥‥」」


‥‥‥そういや、美咲に優太のこと話してなかったや。


「いや〜、実はねー?」


そして私は、昨日の放課後に話した内容、まぁ、優太と私が昔にあっていたこと。

そして、今思い出した美涼姉ちゃん。


「確か‥‥‥美涼姉ちゃんとは、9歳離れてたよね?」

「うん、合ってる合ってる〜」


優太は、ニコニコ笑顔でそういった。


「んで、優太と美涼姉ちゃんの間に、聖矢兄ちゃんが‥‥‥」

「そうそう! だんだん思い出してきたねー!」


優太がそう言ったとき、ずっとこの一連のやり取りを見ていた美咲が言った。

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