明日へのヒカリ
○○○
「んー、三神くんの席は‥‥‥」
みっちー先生が、教室をぐるりと見回した。
女子たちはソワソワしている。
‥‥‥というよりも、目が、ランランと輝いている。
三神くんは、かっこいい。
まぁ、俗にいうイケメンというやつだ。
だからだろうか。
三神くんが教室に入ってきてから、女子たちがずっとソワソワしている。
そんな中‥‥‥
「みっちー先生ー?」
私の目の前の美咲が、手を挙げてみっちー先生を呼んだのだった。
‥‥‥なんだろう‥‥‥。
イヤな予感がする‥‥っていうよりも、イヤな予感しかしない‥‥‥。
「あら、美咲さんどうしたの?」
みっちー先生は、不思議そうに首を傾げた。
みっちー先生、かわいい顔してる。
だからかな?
首を傾げる動作も、すべてが可愛く見えてしまうのは‥‥‥。
そんなことを考えているときだ。
美咲が爆弾を投下しやがったのは‥‥‥。