知らない貴方と、蜜月旅行
*こんなのドラマだけの世界だと思っていた
(あーぁ、仕事クビになったこと亮太に言ったら、なんて言われるかなぁ…)
職場から家までの道のりは、足取りが重かった。なんせ会社をクビになった経験がないから、どうしたらいいのか、わからなかった。
(でも、亮太ならきっと受け止めてくれる!今日は亮太の好きなオムライスにしよう!)
なんて、私は落ち込みながらも、亮太の笑顔見たさに、少し鼻歌を歌いながら我が家を目指した。
『ただいまー。って、亮太?いないの…?』
(今日は亮太は休みだったはず。だから普通ならいるはずなんだけど…)
玄関を開けると、部屋は真っ暗で、亮太の靴もなかった。その場で携帯を確認するも、なにも亮太からの連絡は入ってなかった。
私はただ、出掛けてるだけだと思ってた。でも、リビングに続くドアを開けて、愕然とした。
『ウソ、でしょ…』
部屋には亮太だけじゃなく、ほぼなにもない状態になった部屋が目の前に映し出されていた。
職場から家までの道のりは、足取りが重かった。なんせ会社をクビになった経験がないから、どうしたらいいのか、わからなかった。
(でも、亮太ならきっと受け止めてくれる!今日は亮太の好きなオムライスにしよう!)
なんて、私は落ち込みながらも、亮太の笑顔見たさに、少し鼻歌を歌いながら我が家を目指した。
『ただいまー。って、亮太?いないの…?』
(今日は亮太は休みだったはず。だから普通ならいるはずなんだけど…)
玄関を開けると、部屋は真っ暗で、亮太の靴もなかった。その場で携帯を確認するも、なにも亮太からの連絡は入ってなかった。
私はただ、出掛けてるだけだと思ってた。でも、リビングに続くドアを開けて、愕然とした。
『ウソ、でしょ…』
部屋には亮太だけじゃなく、ほぼなにもない状態になった部屋が目の前に映し出されていた。