知らない貴方と、蜜月旅行
「ねぇねぇ、蒼井さん!」
「あんだよ」
「この子、どうします?」
キラキラした目で俺を見てくる陽悟。ったく、そんな気になんなら連れて帰ってくれ。
「その辺に、転がしとけよ」
「えー、ひどいですってー」
「なにも、ひどくねぇだろうが。外に転がってんのを、拾ってやったんだぞ。死なねぇんだから、いいだろうが」
それより俺はシャワーしてぇんだよ。そんな女に構ってられねぇっつーの。
「うーん、それにしても全然起きませんねー」
「放っとけ」
「このまま、なにしても起きないか試してみます?」
「は?なにすんだよ」
こいつに構ってたら朝になっちまう。そう思った俺は、陽悟の言葉を聞き流すようにし、浴室へ向かおうとした。
「ちょっとごめんねぇ。起きないでねぇ?」
「って、陽悟!てめっ、なにしてんだよ!」
浴室のドアを開け、中に入る前に横目でチラッと見ると、陽悟が女の服に手をかけていて、俺は慌てて陽悟の元へ駆け寄り、手を掴んだ。
「いやー、だって起きないからぁ」
「あのなぁ…。起きねぇからって、女の服に手かけんな!アホか!」
あー、マジで疲れてきた俺。どうしようか。
「あんだよ」
「この子、どうします?」
キラキラした目で俺を見てくる陽悟。ったく、そんな気になんなら連れて帰ってくれ。
「その辺に、転がしとけよ」
「えー、ひどいですってー」
「なにも、ひどくねぇだろうが。外に転がってんのを、拾ってやったんだぞ。死なねぇんだから、いいだろうが」
それより俺はシャワーしてぇんだよ。そんな女に構ってられねぇっつーの。
「うーん、それにしても全然起きませんねー」
「放っとけ」
「このまま、なにしても起きないか試してみます?」
「は?なにすんだよ」
こいつに構ってたら朝になっちまう。そう思った俺は、陽悟の言葉を聞き流すようにし、浴室へ向かおうとした。
「ちょっとごめんねぇ。起きないでねぇ?」
「って、陽悟!てめっ、なにしてんだよ!」
浴室のドアを開け、中に入る前に横目でチラッと見ると、陽悟が女の服に手をかけていて、俺は慌てて陽悟の元へ駆け寄り、手を掴んだ。
「いやー、だって起きないからぁ」
「あのなぁ…。起きねぇからって、女の服に手かけんな!アホか!」
あー、マジで疲れてきた俺。どうしようか。