知らない貴方と、蜜月旅行
*ヤダ、ドキドキしてる…?
初めて、吏仁にキスをされた。吏仁のキスは、強引で…けれど、優しくて自分の体がドキドキしてるのが分かった。
ベッドの上で…とか、よくそんなセリフ言えるよね…。恥ずかしくないのかな。言われた私はすごく恥ずかしいっていうのに…!
でも、吏仁も同じような経験してたなんて驚いた。こんな人でも、振られたりするんだね。今はもう未練とかないって言うけど…それでも、私が捨てちゃうのは違う気がするんだけどな…。
「……ふっ」
「え?なに、吏仁。なに笑ってるの!?」
「いや、悪りぃ。こんな夜空の下でも、紫月の顔が赤いのが分かったからつい…な?」
「ひ、ひどいっ…!」
なにそれ!てか、私そんなに分かるほど赤いっ?!確かに頬はいつもより熱い気もするけど…。
「その赤さはなに?俺が不意打ちでキスしたから?それとも、俺とのベッドの上でのこと、想像しちゃったか?」
「なっ…?!」
なにそれ!てか、耳元でそういう発言しないでよ!右耳くすぐったいんだからっ。
「あ。また赤くなった」
「うるさいっ。いちいち報告しないで!それに、赤くなんてなってないし」
「へぇ〜。紫月は強気な子だねぇ。出会った時は俺見てビクビクしてたのにな?」
「それはっ…。吏仁が怖いオーラ出してたからでしょ」
そうだよ、私は悪くないもん。怖いオーラ出してた、吏仁が悪いんだもん。心の中で、ぶつくさ文句を言っていると突然、吏仁が私から離れた。
「吏仁…?」
「もういいや」
「え、なにが…?」
「コレだよ、コレ」
ベッドの上で…とか、よくそんなセリフ言えるよね…。恥ずかしくないのかな。言われた私はすごく恥ずかしいっていうのに…!
でも、吏仁も同じような経験してたなんて驚いた。こんな人でも、振られたりするんだね。今はもう未練とかないって言うけど…それでも、私が捨てちゃうのは違う気がするんだけどな…。
「……ふっ」
「え?なに、吏仁。なに笑ってるの!?」
「いや、悪りぃ。こんな夜空の下でも、紫月の顔が赤いのが分かったからつい…な?」
「ひ、ひどいっ…!」
なにそれ!てか、私そんなに分かるほど赤いっ?!確かに頬はいつもより熱い気もするけど…。
「その赤さはなに?俺が不意打ちでキスしたから?それとも、俺とのベッドの上でのこと、想像しちゃったか?」
「なっ…?!」
なにそれ!てか、耳元でそういう発言しないでよ!右耳くすぐったいんだからっ。
「あ。また赤くなった」
「うるさいっ。いちいち報告しないで!それに、赤くなんてなってないし」
「へぇ〜。紫月は強気な子だねぇ。出会った時は俺見てビクビクしてたのにな?」
「それはっ…。吏仁が怖いオーラ出してたからでしょ」
そうだよ、私は悪くないもん。怖いオーラ出してた、吏仁が悪いんだもん。心の中で、ぶつくさ文句を言っていると突然、吏仁が私から離れた。
「吏仁…?」
「もういいや」
「え、なにが…?」
「コレだよ、コレ」