知らない貴方と、蜜月旅行
やっぱり横暴だ!プールとか、小学生以来だし、なにより水着になるのが恥ずかしいのに!
「ねぇ、吏仁。本気なの?」
「あたりめぇだろ」
「……」
海から戻った私たちは、そのままプールがある階へとやってきた。だけどやっぱり私は乗り気じゃなくて、確認するも吏仁は本気でプールに入るらしい…。
「ね、私泳げないし」
「俺が支えてやるよ」
「やだっ、吏仁変なとこ触りそうだもん」
「あー、触ってほしいのか。お前、エロイな?」
「ちがっ!違うから!!」
「はいはい。あの、水着貸してほしいんだけど」
……ダメだ。流された。私、エロくなんかないのに!そんな妄想、一度もしたことないってば!
そんな項垂れた私をよそに、吏仁はカウンターにいたお兄さんに声をかけ水着を貸してもらうように、もう話が進んでいた。
「お連れ様は、どちらの水着になさいますか?」
「え?あー」
カウンター横にはサイズごとに水着が並んでいて、吏仁を見ればもう選んだようで手には、ちゃっかりレンタル水着を持っていた。
こうなったら、着るしかない…。と、並べられた水着を見る。私的にはスクール水着みたいなのがいいんだけど、ないのかな…。
「俺、これがいい」
「え?どれ…って、ヤダよ!こんな面積なさすぎる水着!」
「これがいい」
「だから、ヤダってば…!」
「これ」
「………」
「ねぇ、吏仁。本気なの?」
「あたりめぇだろ」
「……」
海から戻った私たちは、そのままプールがある階へとやってきた。だけどやっぱり私は乗り気じゃなくて、確認するも吏仁は本気でプールに入るらしい…。
「ね、私泳げないし」
「俺が支えてやるよ」
「やだっ、吏仁変なとこ触りそうだもん」
「あー、触ってほしいのか。お前、エロイな?」
「ちがっ!違うから!!」
「はいはい。あの、水着貸してほしいんだけど」
……ダメだ。流された。私、エロくなんかないのに!そんな妄想、一度もしたことないってば!
そんな項垂れた私をよそに、吏仁はカウンターにいたお兄さんに声をかけ水着を貸してもらうように、もう話が進んでいた。
「お連れ様は、どちらの水着になさいますか?」
「え?あー」
カウンター横にはサイズごとに水着が並んでいて、吏仁を見ればもう選んだようで手には、ちゃっかりレンタル水着を持っていた。
こうなったら、着るしかない…。と、並べられた水着を見る。私的にはスクール水着みたいなのがいいんだけど、ないのかな…。
「俺、これがいい」
「え?どれ…って、ヤダよ!こんな面積なさすぎる水着!」
「これがいい」
「だから、ヤダってば…!」
「これ」
「………」