お日さまの笑顔に導かれ


ケーキは結局冬夜が1つ食べてくれた。


「あ…お金!」


「おごり」


さり気なくお会計をすませてて、お金渡そうと思ってもうけとってくれなかった。


結局うちにつくまでまた話はしなかったんだけど、あたしの家まで冬夜は送ってくれた


「ありがと」


「おぅ、病み上がりにケーキ食わして悪かったな」笑


「本当に!」笑


何故か冬夜になら笑えた。


「じゃ、また明日!」


「うん」


冬夜は、やっぱりあたしよりも太陽を知ってる。

ねえ、太陽?あたしちょっと冬夜が羨ましい。

でも、冬夜いいやつだね
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