お日さまの笑顔に導かれ
友達


でも今日は本当に疲れた。


お風呂から上がると、奏太があのかっこのままソファで寝てた。

そうだよ、練習もあったんだもんね。


「上、きなよ‥‥」


あたしは毛布を持ってきてかけようとした‥


「‥‥へっ‥くしゅっ‥ん‥」


やっぱ上着ないと風邪ひく!
そう思ったから奏太の近くにおいてあった服を奏太に着せようとした


「ん‥、春花‥」


そう言ってあたしにキス‥


「‥‥‥‥へ?」


‥ハルカって誰?


「‥っ‥‥」


あたしの中が自分でもわかんない気持ちで埋め尽くされた。


「陽菜?」


奏太の横でソファに顔をうずめてたら奏太が起きた。はって顔をあげたら奏太が心配そうにあたしを見てた。


「どうした?大丈夫か?」


「大丈夫‥だよ」


あたしにキスしたのは覚えてないみたいだ。
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