お日さまの笑顔に導かれ


奏太が‥あたしを‥すき?


あっちゃいけないそんなこと!って思いつつ少し嬉しい気持ちもあった‥。


「‥奏太?」

一応呼んでみたけど返事はないからやっぱり寝ている。


奏太は太陽の友達。
でも今の関係が壊れるのも怖い。



――――ガチャ

ふと扉の閉まる音がした。振り向くとそこには‥女の人が1人居た。


「‥あら?だあれ?」


「‥えっと」


なにもいえなくて焦っていた。するとその女の人が自己紹介してくれた


「あたしは盛若春花です。奏太の幼なじみなの」


「えと、」


春花?さん‥って奏太は死んだっていってたよね?


「あなたは?」


「あ、あたしは奏太のクラスメートの杉谷陽菜です」


「そっか!よろしくね陽菜ちゃん」


春花さんはとてもキレイであたしの1つ年上には見えなかった。


「奏太寝てるしぃ」


見た目は大人なのに中身はすごく幼く感じる。


「あたし、帰ります」


「えー!ここにいなよぉ」


「遅くなるとお母さんに怒られちゃうので」


「そっかー‥」



春花さんは本当に残念がってくれて、奏太が好きなのわかる気がした。


とゆうか、好きとか言われたし春花さんは生きてるし意味わかんない。
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