お日さまの笑顔に導かれ
太陽たちの家とあたしの家はすぐお隣で、夏希ちゃんはたまにうちにかえってくる。
太陽と同じ笑顔をした夏希ちゃんを見るのは何だか少し悲しくなるときもあるけど‥
でも夏希ちゃんだって辛いのにあたしの側に居てくれるのはすごく嬉しい。
「ただいまー…お!シチュー」
「おかえり」
「ってゆうかお前HR出ろっつーのバカ。」
まあいいけどよーとかいいながらソファーに座った。
「シチュー早くなー」
この日のあたしの中で確実になにか変化していた。