お日さまの笑顔に導かれ

「んー…‥」

朝目を覚ますときが一番嫌い。現実を見なきゃいけないから


あの後夏希ちゃんはシチューを食べて帰って行った


「はぁ‥」


夏希ちゃんが担任ってことは嫌でも学校に行かなきゃいけない。心配かけてるし、これ以上心配かけらんない


「あ‥」


家をでると家の前に何故か片桐冬夜がいた


「お、きた!学校いこーぜ」


「‥なんで?」


「あぁ、俺太陽んち知ってるから!太陽から陽菜の話けっこう聞いてたし」


この人はあたしよりも太陽に近い人で、太陽のことがわかっている人なのかもしれない


バッテリー‥か。


この片桐冬夜はいまだに野球を続けているらしく、うちの学校の名前の入ったスポーツバックを持っていた。
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