変人で最強の女と俺様
「いや〜ここに来てからおもってたんだよな。歌菜恵なんか食べ物持ってないの?」


「それなら上にカバンが」


「じゃあそっちに行こうぜ」


「でも、調べ物が」


「そんなのあとあと、ほら行くぞ」


ちょうど私もお腹が減っていたのでそんなには抵抗しなかった


「あっ、歌菜恵のカバンってこれだよな。」


香兄がデカいカバンを指差した


「あっはい。ちょっと待ってね。えっ〜とあ、あったあった」


私はスーパーの袋のでかいサイズの中にいっぱいのプチトマトが入っている袋をとった


「歌菜恵もしかして食べ物ってそれか?」


「はい、嫌ですか?」


「別に嫌とかじゃないけど、流石にそんなに食べたら胸焼けが…」


「大丈夫ですよだってトマトなんですもん。」


「それは歌菜恵がトマトが大好きだからだろ。俺はトマト普通だから飽きるんだよ。」


「それならあげませんよ。」


「あーたべる!」


そう言って香兄は不満そうにプチトマトを口に入れた


ばた



私がトマトを食べていると目の前で香兄が倒れてしまった


「うそ、香兄、香兄大丈夫?ねえってば!」


「うぅ、もう食えない。」


何た寝言か


私は香兄のうえに獄道の倉庫にあった毛布をかけた


私も寝よ










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