変人で最強の女と俺様
ーーーー♪ーーーー


鳥さんこっちへおいで


そう願いながら、曲を奏でた


曲を吹き終わると近くの鳥さんが図書室にいっぱい集まっていた。


穂「ほらね、ふふふっ」


私は鳥さんの頭を撫でながら言った


氷くんはずっとその場から固まって動かない


1分後してからやっと動いたかと思うとパニックになっていた


流石の氷くんも、パニックになったら無口じゃなくなる


氷「な、なななんで鳥なんて呼べるんだよ」


すごく焦りながらいう氷くん


穂「自然と集まってくるんだよね〜笑笑」


氷「いやいやいや…当たり前みたいな感じで言ってるけどすごいことだぞ…」


穂「それよりも私は氷くんがこんなに喋っていることに驚いてるよ」


氷「…」


穂「…」


氷「(落ち着け俺、冷静になるんだ。よく考えろ、さっき聴いて思ったけど穂花は多分音楽に関しては天才なのかもしれない…ただの葉っぱだけであんなに綺麗な音が出るんだからそりゃ小鳥もよってくる……)」


氷くんは1〜2分一人で何か考えて私に言った


氷「まぁ、なんとなく納得はできた…要は穂花が奏でた音が綺麗だったから寄ってきたということだ…」


どうやら冷静になったみたいだね。


残念面白かったのに笑笑


穂「触らないの?」


氷「触ったら逃げるかもしれない…」


穂「大丈夫だよ〜ほら突っ立ってないでこっち来てよ笑笑」


氷「フッ…可愛いな」


そう言って氷くんは嬉しさを我慢しながら平然をもとよって小鳥の頭を撫でていた。


こうしてみると、氷くんって以外と可愛いところもあるんだなぁ〜
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