devil&sweetなヒーロー
「ゆ…優斗。」

女の人はその場で座り込んでしまった。

私がしっかりしなくちゃ。

携帯を取り出してすぐ警察と救急車をよんだ。

優斗と一緒に救急車に乗り込み,私は必死に呼び掛けた。

「優斗…頑張って…」

すると私の手をきゅって握り返してくれた。

聞こえてるんだ。

本当に…頑張って…

そうして病院に着き,手術が始まった。


私はその日は病院で眠った。


4時間後…


手術室のランプが消え,中から優斗が出てきた。

「先生。優斗は無事なんですか?」

真っ先に優斗のお母さんが聞いた。
お父さんはその後ろにいた。


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