愛のシナリオ

私と奏汰

誰かにぶつかった。

「何処見て歩いてるの?」
「よそ見してるのが悪いのよ」
「ねぇ奏汰君〜」
「うるせ!お前が謝れ!お前が前見て歩いてないのが悪いんだろ」

この人て・・・オトヤ!

「何よ!奏汰君てば秋乃さんを庇うの?」
「気安く呼ぶなぁ。俺の名前で呼んでいいのは(女子で)この女だけだ」
「ケチ!」


「ココロ様すいません。この女とか言って」
「気にしないで!」
「ココロ様怪我はありませんか?」
「大丈夫。それより今は亜衣て呼んで」
『亜衣様!』
「様をつけるなぁ!」
「亜衣様亜衣様だよ」
「なんだよ信也と亜衣同じクラスなのかよ!羨ましいぞ!」
「奏汰残念。俺が亜衣を守るから安心しろ」
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