愛のシナリオ

私の知らない真実3

「普通の高校生だろう」
「前世の記憶も亜衣への復讐も忘れて今度は普通の高校生生まれ変わりたい!」
「なればいいじゃないか!」

戦いは始まり出す。

最初勢いがよかった奏汰の様子が可笑しい。

運動神経のいい奏汰が動きが鈍い。

隙だらけ・・・何処からでも攻撃してくれて感じに見える。

「本気でやれよ!」
「本気だよ!」

嘘だ。

「二人共何してるの?」
「決着をつける!俺が勝ったら亜衣の居場所がわかる!」
「やっぱり奏汰君だったんだ!」
「奏汰、水に何が入ってた?」
「教える訳ないだろ。ただあの水を亜衣が飲んだのは事実だよ!」
「教えろ!」

奏汰の竹刀を遠くへとやった。

「そんな状態で戦うのは辞めよう」
「・・・」
「ここに居たら危ない!こちへ来い」
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