〜あたしの彼は擬似彼氏〜



着てみたものの、、、

サイズはピッタリだったものの、、、



これ、肌露出しすぎじゃない?





自分では似合ってるのか似合ってないのか

まったく分からない。

でも優香は大絶賛してくれた。








そしてあたしたちはそのまま教室へ戻ると

みんなピエロの格好だったり

着ぐるみだったりメイドの格好をしていた。










いざ教室の前にくると緊張して

入れないよ、、、(笑)








すると優香が





「じゃーん!!着替えてきました!!」





ってあたしの腕を引いて教室の中へと

引きずり込んだ。







静まり返る教室。









やばい。帰りたい。恥ずかしい。















「可愛すぎでしょ!!!」




「モデルかよ2人とも。」



「いやーやっぱ2TOPだな。」







なんてみんな騒ぎ出した。

写メ撮ってってお願いされるうちに

なんだか楽しくなってきた。










そこに執事の格好をした洋也とあっくんが

帰ってきた。








あっくんと優香はいちゃいちゃしだしたのに








洋也は恐ろしく険悪な顔をして

近づいてきた。






あたしの周りに集まっていた人達も

それに怯えて離れてった。









「それが華蓮の衣装?」





「う、うん。」





洋也なんか怖いんだけど。なに?





「そんなに当日も肌出すの?」





「そう、、、み、、た、、い」




「やだ。」




へ?やだ?




「他の男に見られんのやだ。」





なにそれ、かわいんだけど。





「でも変更不可なんだって。」





と言うと





「じゃあ俺が他の男に触れらんねーように

守ってやる。」





「うん、ありがと」





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