〜あたしの彼は擬似彼氏〜



あたしは明日大事な話があるから

話したいとだけ

洋也にメールしてその日は寝た。







そして次の日、










「話ってなに?」









無表情で聞いてくる洋也。

あの笑顔を見せてくれることはもうないのかな








「あのね、、、。」







あたしはなかなか

別れようの言葉が出てこなかった。









するとそこに





「洋也ー!!!」











「なん、、、、、で、、、、?」






笑顔で洋也の腕に抱きつく女。

なんであの知らない女の子がいるの。





やっぱりそうゆうことだったんだね。

もういい。疲れたほんとに。







今なら言える。






「洋也、別れよう。

今まで本当、、、たくさんありがとう。

お幸せに。」





洋也は苦しそうな顔をしていた。

なんで洋也がそんな顔するの?





そして知らない女の子の方を見ると

あたしの方を見て

ざまあみろみたいな顔したの。







あたしは悔しくて、、

無我夢中で走って家に帰った。








涙が止まんなくて止まんなくて。





洋也が追いかけてきてくれると思ってたバカな

自分もいて。





連絡だって来るわけでもないし。






「おわ、、、ったん、、だね、、、。」









ーーーこうしてあたしたちは離れた。






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