〜あたしの彼は擬似彼氏〜



やっと聞けた。

やっと洋也からの言って欲しかった言葉が

聞けた。あたしは泣いた。





「うん、、、うん、洋也がいい、、、」






そう言うと笑顔でおいでと

手を広げる洋也にあたしは抱きついた。








「あんたなんていなかったらよかったのに!」







そういきなり叫んだのはその女。








「悪いけどあたしはもう遠慮なんて

する気まったくないから。」








あたしがそう言うとその女は

走って逃げていった。










「華蓮、ずっとこうしたかった。」







そう言ってぎゅーっと抱きしめてくる洋也。

やっぱり洋也が、1番落ち着く。

あたしの居場所はここなんだって思った。







「あたしもだよ、、。」







そして洋也はあたしにキスを落とした。







< 140 / 149 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop