〜あたしの彼は擬似彼氏〜
やっと聞けた。
やっと洋也からの言って欲しかった言葉が
聞けた。あたしは泣いた。
「うん、、、うん、洋也がいい、、、」
そう言うと笑顔でおいでと
手を広げる洋也にあたしは抱きついた。
「あんたなんていなかったらよかったのに!」
そういきなり叫んだのはその女。
「悪いけどあたしはもう遠慮なんて
する気まったくないから。」
あたしがそう言うとその女は
走って逃げていった。
「華蓮、ずっとこうしたかった。」
そう言ってぎゅーっと抱きしめてくる洋也。
やっぱり洋也が、1番落ち着く。
あたしの居場所はここなんだって思った。
「あたしもだよ、、。」
そして洋也はあたしにキスを落とした。