〜あたしの彼は擬似彼氏〜



「え、いいんすか?」



っておい。なんで食い気味なのよ。

てゆうかなんでそんな嬉しそうなの。(笑)





「てゆうかなんでお兄ちゃんは

学校まで来るかな〜。ばか。」





「いや俺、鍵持ってねぇからさ(笑)

母さんもまだ帰ってないみたいだから

華蓮のこと迎えに行こうって思って!




それより彼氏出来たら紹介するって

約束お前やぶっただろ?



それに全然会いにきてくれねぇーし。

お兄ちゃんはさみしよ、、、とほほ。」






「会いに行けなかったのは謝るけど

彼氏紹介したらお兄ちゃん絶対

今日みたいなことするって思ったから

紹介したくなかったのー!!!」





なんてやいやい言い合いをしていたら




「俺も華蓮みたいな妹いたら

その彼氏絶対殴っちゃうけどな。」




洋也さん。暴力はいけません。

そして自分のこと、けなしてどうするの。




「いや〜でもほんと

洋也くんみたいな子でよかったわ。

華蓮のこと好きって噂たってたやつらとか

まじで華蓮の顔しか見てなかったしな。」





「なにそれ、そうだったの!!?」




「それはそれは、、、

華蓮、俺でよかったな!!」


ペシッ



「調子のんなよ。ばか洋也。」





「いってぇー。なにすんだよ華蓮!」




「へっへーーーん。」




「はははは、お前ら仲良いのな!

お兄ちゃんは嬉しいぞ!!」





そんな会話をしているとあたしの家に着いた。








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