〜あたしの彼は擬似彼氏〜
「ちょっとお母さん待ってー。」
「早く紹介してちょうだい!!」
そしてリビングにお母さんが
入った瞬間に
「初めまして!
勝手にお邪魔してしまってすみません。
華蓮さんとお付き合いさせて
いただいてる桐原洋也といいます。」
わざわざ立ってお辞儀までして
ハキハキとそう言ってくれた洋也。
嬉しすぎるよぉ〜。
「あらやだ。イケメンじゃないの!
今日はご馳走作るからね〜。
華蓮バカだけど優しい子だからよろしくね。
あ、これからはいつでも家に
来てくれていいからね?」
なんて言いながら
ご飯の支度を始めるお母さん。
「ありがとうございます!」
洋也ってちゃらちゃらしてそうで
ちゃんとしてるんだ。
なんかますます好きになったかも。