あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
どのくらいの時間が過ぎたのかわからないけど、確実に一分は超えていたと思う。小林さんのお腹に回された私の手にそっと小林さんは私の手に自分の手を重ねた。
「美羽ちゃん。これ以上は違う意味でヤバい。」
「え?」
「男の生理現象」
男の生理現象というのはどういうものなのか分からない。でも、何となく想像はつく。今、私は小林さんに多大な迷惑を掛けているのだろう。
「あ、ごめんなさい」
「今じゃなければ大歓迎なんだけど、このままだと本当に一緒に仕事を休まないといけなくなるから、お互いに着替えよう。俺はリビングの方で着替えるから、美羽ちゃんはここで」
そういうと、小林さんはベッドの上に置いていたシャツを羽織るとリビングの方に行ってしまった。私もベッドの下に散らばっている服や下着を取ると、クローゼットの中から軽く羽織れる部屋着を着ると、研究所に行くための服と下着を用意した。
時間がないとはいえ、シャワーを浴びずに出かけるわけにはいかない。
先に小林さんにバスルームを使って貰って、その後に私が浴びて…。ふと、視線を移すと時間は本当になくて急がないといけない状況が現実となって押し寄せてくる。どうしようと思うばかりだった。
わたしがリビングに行くと、さっきまでシャツを羽織っただけの姿だったのに、たった少しの時間で着替えも終わらせていた。後はネクタイでもすればそのまま出られるのではないかと思うくらいで…男の人の準備はこんなものなのだろうか?
「美羽ちゃん。シャワーは十分以内でしないと間に合わないよ」
「小林さんは?」
「俺は夜中に浴びているから大丈夫」
「急いで浴びてきます。」
「美羽ちゃん。これ以上は違う意味でヤバい。」
「え?」
「男の生理現象」
男の生理現象というのはどういうものなのか分からない。でも、何となく想像はつく。今、私は小林さんに多大な迷惑を掛けているのだろう。
「あ、ごめんなさい」
「今じゃなければ大歓迎なんだけど、このままだと本当に一緒に仕事を休まないといけなくなるから、お互いに着替えよう。俺はリビングの方で着替えるから、美羽ちゃんはここで」
そういうと、小林さんはベッドの上に置いていたシャツを羽織るとリビングの方に行ってしまった。私もベッドの下に散らばっている服や下着を取ると、クローゼットの中から軽く羽織れる部屋着を着ると、研究所に行くための服と下着を用意した。
時間がないとはいえ、シャワーを浴びずに出かけるわけにはいかない。
先に小林さんにバスルームを使って貰って、その後に私が浴びて…。ふと、視線を移すと時間は本当になくて急がないといけない状況が現実となって押し寄せてくる。どうしようと思うばかりだった。
わたしがリビングに行くと、さっきまでシャツを羽織っただけの姿だったのに、たった少しの時間で着替えも終わらせていた。後はネクタイでもすればそのまま出られるのではないかと思うくらいで…男の人の準備はこんなものなのだろうか?
「美羽ちゃん。シャワーは十分以内でしないと間に合わないよ」
「小林さんは?」
「俺は夜中に浴びているから大丈夫」
「急いで浴びてきます。」