あなたと恋の始め方②【シリーズ全完結】
「私もキャルと一緒に研究できてよかったと思っている。キャルが居る間にある程度の成果を上げて、日本に帰国するまでの間は私なりに頑張るつもり」
「前向きね。私も頑張ろうかな。私の彼も美羽の彼に負けないくらいに素敵なの」
「私の好きな人はとっても優しいわ」
「冷静で優秀な美羽がそんなに可愛らしい顔で笑って惚気ると何も言えなくなるじゃない。私の彼のことを惚気られない」
「キャルだって、毎日彼のことを惚気ているじゃない。彼がいるから幸せだって」
研究しながら、自分の彼がどんなに素敵かを毎日のように私に聞かせていたのは誰と言いたくなるほど、キャルは彼のことが好き。それなのに私をからかう。私がそういうと、キャルはニッコリと微笑んだ。キャルは私の身体をそっと抱き寄せた。
「美羽と仕事が出来て良かったと思っている」
「私もよ。キャルと一緒でよかった。この一年とっても楽しくて充実した時間を過ごすことが出来たのはキャルのおかげよ。本当に感謝しているの。絶対に彼と幸せになってね」
「美羽も。後、一年頑張って」
キャルとの研究してきた時間は大変なこともあったけど、楽しいこともたくさんあった。二人で何度も徹夜したり、一緒に成果を上げた泣いたこともある。日本でも静岡研究所で私の周りには人はたくさんいたけど、キャルほど私の心の奥底まで入ってきた人はいない。
綺麗で優しくて、そして、研究熱心で…私にとって最高の友人であり、最大のライバルでもあった。
「前向きね。私も頑張ろうかな。私の彼も美羽の彼に負けないくらいに素敵なの」
「私の好きな人はとっても優しいわ」
「冷静で優秀な美羽がそんなに可愛らしい顔で笑って惚気ると何も言えなくなるじゃない。私の彼のことを惚気られない」
「キャルだって、毎日彼のことを惚気ているじゃない。彼がいるから幸せだって」
研究しながら、自分の彼がどんなに素敵かを毎日のように私に聞かせていたのは誰と言いたくなるほど、キャルは彼のことが好き。それなのに私をからかう。私がそういうと、キャルはニッコリと微笑んだ。キャルは私の身体をそっと抱き寄せた。
「美羽と仕事が出来て良かったと思っている」
「私もよ。キャルと一緒でよかった。この一年とっても楽しくて充実した時間を過ごすことが出来たのはキャルのおかげよ。本当に感謝しているの。絶対に彼と幸せになってね」
「美羽も。後、一年頑張って」
キャルとの研究してきた時間は大変なこともあったけど、楽しいこともたくさんあった。二人で何度も徹夜したり、一緒に成果を上げた泣いたこともある。日本でも静岡研究所で私の周りには人はたくさんいたけど、キャルほど私の心の奥底まで入ってきた人はいない。
綺麗で優しくて、そして、研究熱心で…私にとって最高の友人であり、最大のライバルでもあった。